今日は成田空港を応援する私にとって嬉しいニュースがふたつもありました!
ジェットスター、成田=宮崎線開設へ
ジェットスター・ジャパン、東京/成田〜宮崎線開設へ 長崎就航も検討 - トラベルメディア「Traicy(トライシー)」
これまでLCC空白地帯だった宮崎についにLCCの風が!
そして長崎!これまで関空からはピーチが就航していましたが、成田からは初めてですね。宮崎も長崎もどちらも羽田からの旅客数が多い路線なので、ある程度確実な集客が見込めそうです。
http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11201600cc0000.pdfより
国土交通省の公表する2016年度の航空輸送統計によれば、羽田から長崎は旅客数で10位にランクイン。羽田宮崎も12位です。前後を見ると、成田から鹿児島、熊本、広島、松山、関西、高松、大分へは既にLCCが飛んでいますから、残る穴を埋めにきた感じですね。
逆に言うと、これでもうほとんど「安全な」国内線は残りません。強いて言えば羽田-大分と旅客数が同じくらいの羽田-北九州でしょうか。宮崎を除くと、九州で唯一LCCが就航していないのが北九州です。
他には、バニラエアが就航した奄美大島のように上記統計に出てこないような路線もあるので、いかに潜在的な需要を掘り起こせるかどうかというところでしょうか。
トライシーの記事によればジェットスターは来年前半にも2機増やして23機体制になるとのこと。同時期に中部を拠点化するとのことなので増えた分の飛行機は中部ベースとなるのでしょう。そのため宮崎・長崎と増えたらしばらく成田からの新規路線はなさそうです。
京成電鉄、10月のダイヤ改正発表
http://www.keisei.co.jp/information/files/info/20170914_172453117548.pdf
京成電鉄は10月28日(土)にダイヤ改正を行うと発表しました。主な改正はいくつかありますが、個人的なトピックとしては、
- 空港からのアクセス特急終電の時刻繰り下げ
- 空港からの本線経由の普通終電の行き先延長
が素晴らしすぎます。
1のアクセス特急については、成田空港23:00発、空港第2ビル23:02発となることで、JRの終電と時間が全く同じになり非常に分かりやすい。
10分程度の繰り下げにより日暮里・上野への到着も少し遅くなりますが、もともと0時前なので山手線などはまだまだ動いている時間。平日は京急線に直通する金沢文庫行きとなるため、品川・横浜へ乗り換え無しで行けるように。
2の京成線普通電車は、空港駅を出発する最後の時刻の電車ですが、津田沼までしか行きません。途中でうまく乗り換えれば山手線・中央線の各駅のほとんどにたどり着けるのですが、なかなかトリッキーな乗り換えなので乗換案内でも普通出てきません。
参考:夜間の成田空港からの交通手段まとめ(2017年3月) - 成田空港を応援したい。
また、成田市内で飲んでから帰宅する船橋市民にとっては、これまでの終電は京成成田22:48の電車でした。まあその分深酒をせずに家に帰ることができるのはありがたいのですが、ちょっと盛り上がっちゃったときなど、次のホントの終電は津田沼止まり…
この改正により約20分も長くお酒が飲めます!笑
いずれも、鉄道により夜遅くに空港からたどり着ける範囲が広がりそうです。
こちらについては調べて新しく記事にする予定。
少しずつ成田が便利になっていって嬉しい限りです。後は鉄道関係で言えば、空港第2ビル駅の二重改札問題が早く解消されるとさらに嬉しいのですが…