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ウェーク島にダイバートしたCI17便のその後

ひとつ前の記事で、ホノルル発成田行き(正確には成田経由の台北行き)が、アメリカ領ウェーク島にダイバートしたことを書きました。
narita.hatenablog.jp

で、みなさん思いますよね?「その後乗客はどうなるのか?」と。
私もつい先日、「国際線のダイバート便は、機材故障で着陸した先で整備ができればいいのですが、たいていは日本から整備士が行き(もしくは現地を拠点とする航空会社に整備の委託をしている場合はそのまま直る場合も)、部品を取り寄せ、整備して……」とか書きました。
narita.hatenablog.jp

さて、今回のケースでは、チャイナエアラインの対応はどういうものだったでしょうか?



先程の記事で紹介した、チャイナエアラインの発表ページに続きが記載されていました。

"ウェーク島飛行場の運航可能時間と運用上の制限のため、代替機は台北を12/12の22:30に離陸し、5時間後にウェーク島に到着しました。全ての乗員乗客は成田・台北に戻ります。チャイナエアラインは、全ての乗客がウェーク島にいる間適切にケアされていたことを保証し、駐留アメリカ軍の協力に感謝します。

乗客143人中122人が東京に、21人が台北に行きます。チャイナエアラインは、全ての乗客の残りの旅行を早められるよう全力を尽くすとともに、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。"(訳:筆者)

Due to the curfew and operational restrictions of Wake Island airfield, another China Airlines aircraft subsequently will take off from Taipei at 10:30 PM tonight on 12DEC and will arrive on the island after a five-hour flight. All passengers and crew members will be returned to Taipei aboard the flight via Tokyo. China Airlines will ensure all passengers are properly taken care of during their stay on Wake Island, and thanks the U.S. military for its assistance.

122 of the 143 passengers will be flying to Tokyo while the remaining 21 passengers will be traveling to Taipei. China Airlines will do its best to expedite the rest of the journey for every passenger, and apologizes sincerely for the inconvenience.

First Statement Of CI017より

ということで、代替の機材が台北からウェーク島に飛び、乗客を迎えに行ったようです。
Flightradar24によると、当該機は先ほど日本時間の13日12:47に成田に到着したようで、
本来のスケジュールである日本時間12日17:35の到着から考えると、約19時間の遅れとなりました。
今日13日に仕事に行く予定だった方もいらっしゃったでしょうし、ウェーク島での通信手段などはどうだったのでしょうか…?

チャイナエアラインのサイトによれば、B777,A350には機内Wi-Fiが導入されているようですが、
残念ながらいつもの台北=成田=ホノルル線に使用されるのはA330、今回の救援機もA340ということで、
残念ながらインターネットは使用できなさそうですね。
Additional purchase of Wi-Fi Onboard (applicable to Boeing 777)

(救援機CI2018便と、ウェーク島発成田経由台北行きCI2017便)
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ツイッターにはこんな方も。

ウェーク島に降りるなんてなかなかできる体験ではないとはいえ、災難でしたね…お疲れ様でした。