成田空港を応援したい。

成田空港を(勝手に)全力で応援するブログです。空港、飛行機のことを中心に役立つ情報を書いていきます(*^ω^*)

0歳児を連れてハワイ島に行きたい!飛行機についていろいろ調べてみた

こんにちは、なりっぴです。

私には妻と0歳5ヶ月の娘がいるのですが、ひょんなことから妻の両親と5人でハワイに行くことになりました。

行き先は、ホノルルのあるオアフ島ではなくハワイ島です。

 

え!5ヶ月の子供でも行けるの?って不安になっていろいろ調べてみたので、主に飛行機のことに関して得られた知見などをまとめてみました。

あんまり赤ちゃん連れでハワイ島に行った方の情報がなかったので、少しでも参考になればと思い書いておきます。

なお、情報は2017年2月時点のもので、旅行に行こうとしているのは2017年4月であることを付け加えておきます。

f:id:narippi:20170305130331j:plain

 

 

 

前提条件

まずは最初にして最大の問題、どの飛行機で行くか問題です。小さい子供がいるので、なるべく移動の手間は省きたいところ。

2017年4月時点で、日本からハワイ島への直行便は1便のみ。羽田からコナ空港へハワイアン航空が飛んでいます。

 

我が家ではJALカードを使ってせっせとマイルを貯めており、JALのマイルが115,000マイルありました。できれば、マイルをうまく使ってビジネスクラスで行きたいところです。

そこで、直行便で行けるハワイアン航空と、マイルを使えるor貯まるJAL便とを比較して考えてみました。

フライトスケジュールを調べてみる

ハワイアン航空直行便

週に3便。しかも深夜発の便です。

便名/航空会社出発到着所要時間運行日機種

HA852

ハワイアン航空

23:55 12:40 7時間45分 --水-金-日 Airbus A330-200

羽田(東京) - コナ 2017年04月時刻表 | FlyTeam(フライチーム)

 

週3便なので、旅行のスケジュールを運航日に合わせる必要がありますが、金曜夜発なら、仕事が終わって家に帰ってからでも乗ることはできそうです。

直行便の最大のメリットは何と言っても所要時間がかからないところ。さらに乗り継ぎが間に合わないのではないかという不安もないです。

ただ、出発時間が23:55と遅いので、子供の睡眠時間に支障をきたしてしまうのでは…という不安があります。

JALでの経由便

JALは成田からホノルルまでの便が多数出ていますので、ホノルルで乗り継いでハワイ島のコナやヒロに行けます。

成田からホノルル

なんと、日によっては最大5便もあります。

f:id:narippi:20170305132941j:plain

ホノルル旅行・ツアー|JAL HAWAII

JL780便は最近改修が行われた最新シートで運航されるのでこれにぜひ乗ってみたいところです。

JAL国際線 - JAL国際線新仕様機材777-200ER(SS2)登場! (Welcome! New Sky)

ホノルルからハワイ島へ

ホノルルからハワイ島へはハワイアン航空とアイランドエアが運航しています。ハワイ島のコナ、ヒロへそれぞれ20便以上もあります。待ち時間が長くなるということもなく乗り継ぎできそうです。

ただし、JALに電話で確認したところ、ホノルル空港で国際線から国内線への乗り継ぎには最低1時間55分必要になるため、直行便と比べると2〜4時間程度余分にかかってしまいます。

ホノルル - コナ 2017年04月時刻表 | FlyTeam(フライチーム)

ホノルル - ヒロ 2017年04月時刻表 | FlyTeam(フライチーム)

 

この時点で、私たちの選択は、マイルでうまく飛行機が取れそうならJAL、そうでないなら直行便のハワイアン航空かな…?ということになりました。

 

一応運賃を比較しておく

日程を仮に日本を4月21日(金)発、現地を4月26日(水)発とした場合で考えてみます。

往復ともハワイアン航空の直行便がある曜日です。

 

航空券の価格比較サイト、スカイスキャナーを使ってエコノミークラスの運賃を調べてみました。

ハワイアン航空

羽田からコナの往復で、大人一人あたり約100,000円でした。

JAL

スカイスキャナーでホノルルまでとホノルルからを分けて調べてみます。

4月下旬の成田からホノルルの往復で、大人一人あたり約95,000円でした。

ホノルルからコナまでの往復は大人一人あたり約20,000円でした。

 

単純に考えると、ハワイアン航空直行便のほうが2万円オトクです。

 

赤ちゃんの運賃は?

2歳未満の幼児を連れて飛行機にのる場合、子供用に1席確保する必要がなければ幼児運賃が適用されます。

ハワイアン航空

  • 2歳未満で座席を利用しない子供は全て幼児運賃がかかる
  • 同伴の大人運賃の10%

お子様連れのお客様

JAL

  • 2歳未満で座席を利用しない子供は全て幼児運賃がかかる
  • 同伴の大人運賃の10%

JAL国際線 - お子さまの国際線ご利用についてのご案内 

燃油サーチャージ・税金など

  • 燃油サーチャージはハワイアン・JALともに座席を使用しない幼児は不要
  • 成田の空港使用料も無料
  • アメリカの出入国にかかる費用がかかる

下の画像はJALのものですが、10%の運賃と、7,250円の税金がかかっています。

f:id:narippi:20170305133646j:plain

 

バシネットを予約する

f:id:narippi:20170305142117j:plain

バシネットとは、機内前方の壁に取り付けることのできる、赤ちゃん用の簡易ベッドのことです。

2歳未満の幼児は膝の上に乗せれば1席分の料金がかからないとはいえ、さすがに7時間のフライト中ずっと抱いていることを考えただけで疲労感がMAXですよね。

ハワイアン・JALともに予約すれば使用できるようですが、少し条件が異なります。

ハワイアン航空の場合

  1. バシネットを使いたければ事前に足元の広い「エクストラ・コンフォート・シート」を予約して購入する
  2. エクストラコンフォートシートは、片道一人あたり15,000円かかる
  3. 15,000円払いたくない場合には、当日チェックイン時に申し出る
  4. 運良く14列目のバシネット対応席が空いていれば、その場で(無料で)利用できる

幼児用バシネット

エクストラコンフォートシート

JALの場合

事前に予約すれば、追加料金無しで利用できるようです。

赤ちゃん、お子様向けサービス(機内サービス) - JAL国際線

料金差がなくなった

ハワイアン航空は追加料金がかかるということが判明しました。しかも両親がバシネットのある席を希望する場合、往復ふたり分で+6万円にもなってしまいます。

夜間のフライトである往路のみバシネットを予約するとしても、ふたりで+3万円です。

ここで、ハワイアンの直行便とJALの経由便との料金差がほぼなくなりました。

ハワイアン:10万円(運賃)+1.5万円(行きのみバシネット)=11.5万円

JAL:9.5万円(ホノルル)+2万円(ハワイ島)+0円(バシネット)=11.5万円

 

バシネットが利用できなくても

一応、空席があれば当日チェックインカウンターで隣が空いているシートに変更してもらうことでそこを子供用に使えたりもします。

運任せではありますが、そんな方法もあるということみたいです。

こちらのブログが非常に参考になりました。

赤ちゃんと海外旅行|バシネットを確保できた人もダメだった人も読んで欲しい - だいちぃマイルで子連れ旅行

 

乗継便では荷物を預け直す必要があるのか?

乗り継ぎ便の心配な点は、無事に乗り継げるか?というところです。

JALでホノルルまで行っても、ホノルルからはハワイアン航空に乗ることになります。

 

JALでホノルルに到着しハワイアン航空に乗り継ぐ場合、行きは一度荷物を引き取ってから税関を抜けたところにある乗り継ぎカウンターで荷物を預け直す必要があるようです。

JALでハワイ島まで買っても、それぞれ買っても一緒だそうです。

JALからHALへの乗り継ぎ方法・1 | ハンドメイドのパウスカートMoaniの店長ブログ

 

帰りは、JALに聞いたところハワイアンのカウンターで成田までのタグをつけてもらえる場合もあれば、ホノルルのJALカウンターで再度手続きが必要となる場合もあり、そのときのハワイアン航空の運用により決まるそうです。

こちらのブログによれば、コナ空港のカウンターでお願いすれば通しで預けられそうな感じです。

JALからHALへの乗り継ぎ方法・2 | ハンドメイドのパウスカートMoaniの店長ブログ

 

いずれもそこまで手間はかからなさそうです。

 

マイルを使ってJALに乗る場合

f:id:narippi:20170306155626j:plain

 

マイルをJALの「特典航空券」に交換して、現金を減らさずに行くことも考えてみます。

ビジネスクラス特典航空券

  • 一人往復8万マイル
  • ただし曜日限定(日本発は火〜金曜日)で一人6万マイルになる*1

ビジネスクラスへのアップグレード

  • エコノミー→ビジネスへのアップグレードは一人往復5万マイル
  • アップグレード可能な運賃にすると一人15万円くらいのチケットが必要
  • 一人あたり、15万円+5万マイルも必要

プレミアムエコノミー・エコノミークラス特典航空券

  • プレミアムエコノミーだと一人往復6万マイル
  • エコノミーだと一人往復4万マイル

特典航空券を取る場合の幼児運賃

マイルを使って親が乗る場合、幼児運賃はどういう設定になるのでしょう?

その場合、JALの定める大人運賃(普通運賃ではないが、高めの割引運賃)の10%となるようです。

親が特典航空券でビジネスクラスに乗る場合、幼児運賃を計算するための大人運賃はホノルル往復で40万円でした。

ということは税金込みで子供には往復約5万円かかる計算…なかなかヘビーです。

 

で、結局どうする?

理想はマイルでビジネスクラスですが、金曜に出発するのは無理そう。もしできたとしても絶妙にマイルが足りません。

しかもビジネスクラスは人気なので、今から4月下旬だともうほとんど空きがない…
旧シート使用のJL782便だと取れそうでしたが、せっかく金曜に休みを取るなら最新のJL780に乗りたい!でも空いてない!でやめました。

 

ハワイアン航空の直行便も金曜の夜発なので、仕事をして疲れたまま飛行機はつらい。。

 

JALで取ればマイルが貯まるので、普通に購入してもいいかなあ〜と悩んでいます。

成田からはJALが一番便数が多いので、もし飛行機に何らかのトラブルが起きても、他の便への振り替えがスムーズにできたり、成田にステイしている予備の機材を使うことで欠航リスクが少ないのもかなり心強い点です。

 

ここまで長々と書いてしまいました。

結論として、マイルについてももう少し調べてまた続きを書きたいと思います。