こんにちは、なりっぴです。
今週気になったニュースを紹介するコーナー!
成田第3ターミナルが2年連続でローコストターミナル1位に
成田自慢のLCCターミナル(T3)が2年連続でベストLCCターミナル賞を受賞したようです。
この賞を発表しているスカイトラックス社はイギリスの航空専門の格付け会社で、航空会社や空港を独自にリサーチし、格付けや評価、より良い評価を得るための監査やアドバイスを行っている会社です。
日本だとANAが4年連続で格付けが5つ星となり、いろいろなところで宣伝をしています。
ANAはSKYTRAXランキングで、世界最高評価「5スター」を4年連続で獲得!|プレスリリース|企業情報|ANA
成田のT3は、昨年の受賞後T2→T3への連絡バスの所要時間を短縮するなどサービスレベルの更なる向上を図ってきた、とプレスリリースに書いています。
http://www.naa.jp/jp/20170315-LCCTeminal.pdf
たしかに、昨年の10月末にルートが大幅に変更され、所要時間は格段に短くなりました。電車でT2に着いてT3へと向かう場合には、多少待ってでも連絡バスに乗ることをオススメします。
http://www.naa.jp/jp/press/pdf/20160929-BusAccess.pdf
ところでそんなに成田の第3ターミナルっていいですかね?出発動線と到着動線が交錯して混雑時間帯は人で溢れているイメージなんですが。フードコートもいつも人がいっぱいです。なのにフードコートの向かいの食品系のお土産屋さんは広いのにお客さんがいなかったり…
天井とかむき出しのままで「うわー、LCCっぽい!」という一種の演出感はありますが、160番台のゲートに行くにはエスカレーターを上ったり下りたり。
場所的にB滑走路に近いため、空港が発着で混雑していない時間に離陸までの時間が短いのはいい点ですが。
まあ何にせよ飛行機に安く乗れるのは嬉しいです。
国交省、成田の拡張申請を許可
国交省、成田空港の拡張許可 駐機エリア新設、マルチスポット対応
以前記事にした、成田の将来計画ですね。東京オリンピックやその後の発着回数の増加を見据えて、駐機場を増やす計画です。
上のAviation Wireの記事によれば、2020年までに12個のスポットが供用開始予定です。その内9個は、日本のLCCで使われているA320やB737の小型機が2機駐機できるスポットのため、小型機21機分の増加になります。
LCCがさらに機材を増やしても大丈夫ですね。
施設計画の記事にも書きましたが、この計画だとB滑走路南側のスポットはかなりターミナルから離れた場所に作られることに。正直言って個人的には反対です…ほんとに作るのかな。
フィンエアーがエコノミークラスの事前座席指定を有料化
フィンエアーの座席指定サービスで、フライトの座席を指定できます _ フィンエアー
成田・中部・関西・福岡の各都市とヘルシンキを結ぶフィンエアーが、エコノミークラスの航空券を購入した場合、事前の座席指定を一部有料にすると発表しました。
フィンエアー、4月から一部のエコノミークラスに事前座席指定料金を導入 | FlyTeam ニュース
LCCでは事前の座席指定を有料オプションとすることは一般的ですが、フィンエアーのようなフルサービスの航空会社も座席指定を有料にする時代なんですね。
航空会社は付加収入をどんどん得ていかないと厳しいということなのでしょうか。
ざっと調べたところ、アメリカン、デルタ、ユナイテッド、ハワイアン、エールフランスなどが程度の差はあれ事前の座席指定を有料にしているみたいです。
ただ、フィンエアーの場合は搭乗の36時間前からオンラインチェックインができ、その際には足元が広い席以外は無料で指定できるようです。
今週はこの辺で。それでは!
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