六本木の国立新美術館で開催中のミュシャ展。もともとそこまで興味はなかったんですが、誘われて行ってきました。
下調べなども何もなく、ただ「『スラブ叙事詩』なるシリーズものの絵が全作まとめてチェコ国外に出るのは初」という知識のみ。
そしたらまあすごかった。度肝を抜かれました。
入り口を抜けると、いきなりこんなに大きい絵が体育館くらい広い空間の壁一面を使って飾られています。
配布されている目録を見ると、なんと縦6m×横8m…
この時点で私の興味は絵そのものではなく、「どうやって描いたのか??」「どうやって日本まで運んだのか??」など完全にその大きさにシフト。
手元の目録には、「協力:ルフトハンザカーゴ」の文字。
ということは、あの巨大な絵を飛行機で…?でもルフトハンザカーゴの機体はB777Fだからそんなに胴体の直径大きくないし…それこそエアバスのベルーガとかじゃないと…?
とか思っていたら、あの絵は枠から外して丸められるとのこと。
油絵ですが、絵の具が薄いと丸められるんですね。
ルフトハンザカーゴは今年1月から成田が毎日運航になりました。きっとこの巨大な絵たちもどこかのタイミングで成田に来たのでしょうか。
展覧会自体は平日でも結構混雑していました。
とはいえメインのスラブ叙事詩は20作品が全てかなりの大きさ。むしろ絵の近くに寄ってしまうと絵が見えないので、みんな下がって見ます。
混雑していてもストレスなく絵を鑑賞できてとても良かったです。
作品no.15,17〜19は写真撮影も可能でした。なんてブログ向きなんでしょう。
「スラブ叙事詩」がまとめて見られる機会ということで、結構外国の方も来ていました。
ミュシャが好きな人にとってはチェコより東京の方が近ければ飛行機に乗ってでも行く価値はありますよね!
美術館とは比較的無縁の私でもかなり楽しめましたので、皆様もぜひ一度行ってみてください。
6月5日までですが多分終了間際はめちゃくちゃ混むと思うので早めの方がいいと思います。
新美術館の近くには最近オープンしたばかりのブルーボトルコーヒーもありますので、合わせて楽しめると思います!
このオシャレなカップほしい!
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