今週気になったニュースを紹介するコーナー!
デルタ航空と大韓航空、JV展開の覚書に調印(3/31)
ともにスカイチームに加盟するデルタ航空と大韓航空は、太平洋路線で共同事業(JV)を始めることに合意しました。
詳しくは別に記事を書きますが、南北アメリカに多数の路線を持つデルタと、アジアに多数の路線を持つ大韓航空がタッグを組むと、日本の2社(JAL・ANA)にとっては大きなライバルが出現ということになりそうです。
24時間運用可能なソウルインチョン空港をハブとして利用でき、中国・東南アジアには大韓航空の方が日本の2社より路線ネットワークが多いです。
というか今知ったんですけど、フィジーのナンディとかネパールのカトマンズとかサウジアラビアのリャドにも飛んでるんですね。
成田は北米と東南アジアを結ぶ最短ルートの上にあるため、ハブ空港としての地の利はあります。
しかし、24時間いつでも離着陸できるわけではないですし、乗り継ぎのための施設はお世辞にも充実しているとは言い難いのが現状です…
国土交通省の航空戦略、成田空港会社の施策、日本の航空会社の戦略、三位一体となってこの問題に取り組む必要がありそうですね。
福岡空港の運営権、30年で1610億円から(3/24)
2019年4月を目処に民営化を予定する福岡空港の運営権の対価は最低価格を30年で1610億円にするそうです。
国内4位の福岡空港の運営権売却へ、最低1200億円-県と市が検討 - Bloomberg
少し古い記事ですが、空港の基本施設を管理する国としては赤字だが、空港ターミナルビルがそれを上回る黒字のため、民営化してまるごと運営することで全体としては利益を確保できるという目論見です。
到着時免税店の記事で書きましたが、空港民営化の流れが進んでいます。
帰国時にも免税品を買える?2017年度の税制改正で到着時免税店が導入されることになりました。 - 成田空港を応援したい。
ちなみに仙台空港の運営権は30年で22億円でした。
神戸空港はこれからですが42年で最低177億円だそうです。
関西・伊丹空港は44年間で2兆2千億円とまさに桁違い。年間500億円弱の運営権料を支払います。
関空・新トップが明かす「2兆円落札」の勝算 | エアライン・航空機 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
遠い将来、成田空港の運営権も売却だ!という風になってしまったりして??
4月1日のプレスリリース
こちらは、エイプリルフール。
こちらは、さすがにマジなやつですよね。
エイプリルフールなどという前時代的な風習が新年度初日に重なっているせいで、4月1日に出るプレスリリースはいったん疑うようになってしまった私です。笑
ANAは、昔からポケモンジェット、マリンジャンボ、パンダジェット、最近ではスターウォーズジェットにA380「ホヌ」と、全面特別塗装がうまいというか効果的に使ってるな〜という印象があります。
JALはディズニー、錦織圭、嵐、ドラえもんなどの特別塗装がありますが、ワンポイントでおしまいというか。
このへんはそれぞれのブランド戦略なんですかね?マニアとしてはJALの全面特別塗装機も見たいのですが…笑
今日はこのあたりで。それでは!
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