こんにちは、なりっぴです。
すっかり知名度も上がり、かなり多くの人が利用するようになったLCC。首都圏からの国内線LCCは、現在全て成田空港発着です。
成田空港では2015年にLCC専用の第3ターミナルが完成し、ジェットスター、バニラエア、春秋航空(スプリングジャパン)、チェジュ航空は第3ターミナルの発着になりました。(ピーチは第1ターミナルです!)
成田空港に電車で着いて第3ターミナルに向かう場合、選択肢は徒歩か連絡バスの2択です。2017年現在、バスに乗った方が断然いいですよ!
その理由を解説します。
まとめ
【2018年10月17日追記】
2018年10月、暫定的ですがルートがさらに短縮されてさらに所要時間が短くなっています。
<バスの場合>
第2ターミナル→第3ターミナルへの所要時間は約3分。
第3ターミナル→第2ターミナルへの所要時間も約3分。
バスの運行間隔は3〜6分です。
<徒歩の場合>
第2ターミナル→第3ターミナルへの徒歩での所要時間は約15分。
【追記ここまで】
2017年3月現在、第2ターミナルから第3ターミナルへは、無料のターミナル連絡バスに乗った方が速いです。(逆も同じ)
<バスの場合>
第2ターミナル→第3ターミナルへの所要時間は約5分。
第3ターミナル→第2ターミナルへの所要時間も約5分。
バスの運行間隔は3〜5分です。(11:00〜15:00は7分間隔)
<徒歩の場合>
第2ターミナル→第3ターミナルへの徒歩での所要時間は約15分。
ということは、目の前で連絡バスが行ってしまったとしても、慌てず次のバスを待てば最大10分で到着できます。運が良ければ5分です。歩くよりも速いです。
ただし、第3ターミナル行きのバスのりば付近から第3ターミナルまでの通路の長さは約500mです。本当に飛行機の時間ギリギリで、脚に自信のある方は本気で走った方が速いかもしれません。
電車で行く場合
第3ターミナルに電車の駅はありません。
空港第2ビル駅(成田第2・第3ターミナル)で降り、改札口を出て左に向かいます。
JRの改札を過ぎて左側にあるエスカレーターを上り、地上1階の外に出ます。バスのりばを通り過ぎると、突きあたりに第3ターミナル行きのバス乗り場(1番バス停)があります。
都心などからリムジンバスで行く場合
空港着のバスは第2→第1→第3の順に停車します。バスに乗っていれば第3ターミナルに着きます。
余談(連絡バスの新旧ルート比較)
いまだに残る古い情報
この記事を書いたきっかけは、「成田 第3ターミナル バス」で検索すると以下の記事がGoogleの検索結果1ページ目に出てくるからです。
バスのルートが短くなってもう5か月経ちます。この辺の「乗ってはいけない」とか書いているブログは情報を更新するかページを畳んでほしいですね。
バスに乗らずにスーツケースを引いて寒い中歩いている人を見ると、「バスに乗った方が楽だし速いよ…!」と言いたくなります。
というか空港会社はもっと全力で周知するべきです。バス停にバスがいるのにスルーして歩いて行く人の多いこと。連絡通路と言っても壁はスカスカの「ほぼ外」なので、冬は寒いし夏は暑いし。
ざっくりと比較
新旧ルートはざっくりこんな感じです。
第3ターミナル開業〜2016年10月までは、水色のルートを辿っていました。
ルート上には信号が4つも。距離もかなり長い上に、右下の「空港東通り4」という信号までは第2→第1ターミナルへと向かうバスなどが多数走る区間のため道も混雑します。
「空港東通り」も時間帯によっては混雑するため、渋滞に巻き込まれることも。
直行するための最低限の整備
もともと、第2ターミナルの端っこには、レンタカーの駐車場がありました。(図の右下の「バス停整備」と書いてあるあたり)
ここから一般道に出るためのトンネルは既にありましたが、トンネルをくぐった先では第1ターミナル方面にしか行けない構造になっていました。(図の下方面)
レンタカーの駐車場が全てバスの転回場所として整備されました。
そして、トンネルをくぐった先の道と合流する地点に信号を設置、交差点にすることで、道を横切って第3ターミナル方面に行けるようにしたようです。
これまでのイメージが悪すぎた
正直、これが開業当初にできていれば…と思わざるを得ませんが、第3ターミナルの開業を優先するあまりアクセスが後回しになってしまったのでしょうか。
そのせいで、利用客には「第3ターミナルに行くバスは15〜20分もかかるから歩いたほうがマシ」という負のイメージがしっかり植え付けられてしまいました。
これからはターミナルまでバスで移動するお客さんが増えることを願っています。