今週気になったニュースのコーナー!
成田空港の決算説明会資料(5/18)
2017年度以降の施策として、トイレのリニューアル、保安検査場の拡張、第3ターミナル北側のスポット増設が予定されている。別の記事でもう少し詳しく書きたい。
福岡空港民営化、公募始まる(5/16)
このコーナーでたびたび取り上げている、福岡空港の民営化。2本目の滑走路の増設が進んでいることや、中国や韓国への地理的な近さ、都心部からの近さなど、プラスの材料は多い。
しかも、年間数十億円にもなるといわれる地権者への地代の支払いは国が肩代わりしてくれる。
空港用地(非国有地)については国が所有者と賃貸借契約を締結し(ただし、当該土地を国が新たに取得する場合はこの限りでない。)、賃借料を負担する。
さらに、現在事業が進んでいる滑走路増設にかかる費用も国が負担してくれるとのこと。
成田空港でも機能強化が必要と言って第3滑走路の増設を地域に提案しているが、こちらは当然ながら成田空港会社が負担して建設する予定。一説には全て含めて1兆円規模にもなるんじゃないかと言われている。福岡では国が負担してくれるのは大きい。
上の読売新聞の記事によれば、
これまでのところ、九州電力や西日本鉄道などの地場企業と三菱商事などの企業グループが応札を決めているほか、三菱地所、オリックス、伊藤忠商事、住友商事、東京急行電鉄の少なくとも5社が入札参加を検討している。
とのこと。いつの間にか住商と東急も検討していたらしい。博多駅まで地下鉄でたった5分という好立地で、既に国内線・国際線ともに多くの便が就航している(滑走路1本の空港としては旅客数・発着回数トップ)ため、儲かるのは目に見えているということか。
さて、どうなることやら…
その他
東急ホテルズ、成田撤退へ 価格競争激化影響か :日本経済新聞
東横インは絶賛3つ目の建物を増築中なので、空港周辺ホテルの利用客は多いのだろうし、東急も稼働率は80%くらいだったと書いてあるので、建物の賃貸借の条件が折り合わなかったのだろうか?
ボーイング、737 MAXの納入開始 マリンド・エアに初号機
マリンド・エアに1号機が納入されたというニュースの直後に、成田に寄港したというニュース。全然知らなかった。
エアアジア、中国でLCC設立へ 中国光大集団などと覚書 :日本経済新聞
巨大LCCエアアジアがついに中国の巨大な人口を取り込みに来た。