成田空港を応援したい。

成田空港を(勝手に)全力で応援するブログです。空港、飛行機のことを中心に役立つ情報を書いていきます(*^ω^*)

NAA決算発表、福岡空港がモテモテな話〜今週気になったニュース(2017年5月2週)〜

今週気になったニュースなどを紹介するコーナー! 

 

NAA決算発表(5/12)

http://www.naa.jp/jp/ir/pdf/170512_kessan1.pdf

成田国際空港株式会社(NAA)が2016年度決算を発表。発着回数や旅客数は過去最高を記録。国際線外国人旅客数も最高記録を更新したようですが、日本人旅客の数はそうでもないみたい。

発着回数は最高なのに、運航機材がどんどん小型化していて空港使用料収入は下がっているとのこと。空港使用料の中でも大きな割合を占める着陸料は、飛行機の重量に比例して収入を得るモデルです。

航空会社が機材を小型化してしまうと、限られた発着枠の中で収入を増やすことが難しくなります。収入源を補うために枠を増やそうとしても混雑時間のキャパはもういっぱい。同じ枠を使うなら、大きな機材であれば空港の収入が増えるのに。

搭乗ゲートについても同じことが言えて、小型機が来ても大型機が来てもゲート1つを占有してしまうことに変わりはないため、現状の設備を有効活用して収入を増やすためには大型機がたくさん来てくれることが望ましいわけです。

 

成田に乗り入れる各社が競うようにジャンボを運航していたのも今や昔。世界中で小型の単一機材を運航するLCCがどんどん勢力を拡大中です。

NAAは旅客数を増やすインセンティブ制度の導入を開始したため、今後各社が旅客数を増やすために少しでも大きな機材で運航してくれるといいのですが。

既存の航空会社に朗報!成田空港マーケティングインセンティブについて - 成田空港を応援したい。

 

でも、仙台空港みたいに直接的に大型機を運航するインセンティブを働かせる制度を導入してもいいんじゃないかと個人的には思います。

空港着陸料、乗客数で変動 仙台空港の全路線で4月導入:朝日新聞デジタル

福岡空港の民営化、モテモテ(5/11,12) 

mainichi.jp

www.sankei.com

このニュース記事シリーズで何度も触れている福岡空港民営化。

これで、入札を検討しているのは以下のメンバーとなった。

  • 九電・西鉄など地元連合+三菱商事+チャンギ空港
  • オリックスを中心とした企業連合
  • 伊藤忠
  • 三菱地所

福岡空港は九州の玄関口で、なおかつ都心部からの近さが魅力的。商業施設としての集客も見込めそうです。

さてさてそれぞれ誰を味方につけてくるのやら…

ピーチ、道東就航か?(5/14)

dd.hokkaido-np.co.jp

LCCのピーチが道東就航へ意欲を見せているよう。釧路・女満別・中標津が候補とか。

オホーツク紋別と帯広は道東には入れてもらえないのか?というのはさておき、現実的な可能性としては釧路かな…?

ただ釧路は夏場の霧で就航率がどうかというところは気になります。ピーチを始めとするLCCはILSの高カテゴリー運航に対応できない(コストとのバランスで対応していない)んじゃないかな?よく春秋航空日本の飛行機が広島の霧で成田に引き返してくるし。

もし成田から就航するとすれば函館に就航したバニラエアだろうか?それとも訪日中国人の利用が見込める春秋だろうか?個人的には知床にも行ける女満別を推したい。成田拠点のLCCもがんばれ!

その他

ターキッシュエア、羽田就航目指す 成田は維持へ

東京オリンピックを見据えた羽田の増枠で、昼時間帯の就航を目指すらしい。地中海沿岸の都市やアフリカ方面に向かう場合の乗り継ぎが便利なので、羽田に就航すれば成田の客は羽田に行ってしまいそう(成田が得意な国際線からイスタンブールへの乗り継ぎ需要はほとんどなさそう)。

 

「日本-イタリア」直行便が直面する消滅危機 | 観光ビジネスのリアル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

こちらは羽田とか関係なくやばいかも?

 

インドネシア・エアアジアX、バリ-成田6月増便 1日1往復

そりゃこれだけ安ければみんな行くよね。

バリ島に往復15000円で行ける!インドネシアエアアジアXをうまく利用して行くには? - 成田空港を応援したい。

 

成田 旅の窓口1か所に…8月から レンタカー、携帯電話など : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

そんなに広くない中央部分がめちゃくちゃ混むのはやめてほしい(地下のJR窓口のように)。

成田空港地下にあるJRの窓口の混雑がヤバい - 成田空港を応援したい。

 

今週はこのあたりで!忙しくてなかなかハワイの旅行記が書けないよう。